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HSPとは

HSPの分類

こんにちは。ゆあです。

今回はHSPの分類について学んでいきたいと思います。

最近、自分はHSPだと公表された方のSNSに対するコメントで「HSPの人はそんなこと言わない」「そんなのはHSPじゃない」という意見を見ました。

HSPをひとくくりにするのは難しいですよね。5人に1人いるとされているHSPですから、気質の程度や育った環境によって性格は十人十色です。

HSPを完全に分類することも難しいことですが、一般的な分類を知って、HSPには様々なタイプがいると知ることで、自分や他のHSPの方について理解を深められたらと思います。



HSPの4つの分類

HSP 内向型HSP
HSE 外向型HSP、社交的HSP
HSS型HSP 刺激追求型HSP
HSS型HSE 刺激追求型HSE

HSPは上記の4つに分けられるとされています。

HSPを提唱したアーロン博士と一緒にHSPを研究してきたジャクリーン・ストリックランドさんのブログを参考にしています。

ジャクリーンさんはHSPの4つの分類に分けていますが、4つの違いは極めて小さいとされています。HSPか非HSPかの違いの方が大きいそうです。

内向型?外向型?

内向型でも外向型でも基本的なHSPの4つの気質は共通です。

1.深く処理をしたり熟慮する

2.敏感で刺激を受けやすい

3.共感しやすく、感情的で周囲から影響を受けやすい

4.感覚が鋭く、察知しやすい

アーロン博士はHSPのうち約30%が外向型と言われています。

内向型と外向型の違いは人とのかかわり方にあります。

外向型は自分の考えや気持ちをシェアしたい時に、書くよりも声にすることを好みます。信頼できる友人と話をして安心感を得たり、考えや気持ちを明確にするということです。

また、HSPはSNSでの個人的な生活の発信をあまりしませんが、外向型は好きな人や信頼している人には発信できるそうです。電話なども同じように好きな人にはできるそうです。

HSEに関する情報は少ないです。その中でも『ココヨワ』のRyotaさんが分かりやすくまとめられています。

外向型は「人と関わりたい」「人と協力したい」「人を助けたい」というような気持があるそうです。それでも基本的なHSPの気質は同じなので、人との関りで疲れることはあります。内向型と同じように一人で休む時間は必要です。(詳しくはRyotaさんのブログをご覧いただければと思います)

刺激追求型?

刺激追求型も基本的なHSPの4つの気質をもっています。

非常に敏感なのに、好奇心が強く、刺激を求めるタイプとのことです。

複雑ですね。

以下が刺激追求型の診断テストです。

もし安全なら、未知の新しい体験ができる薬をやってみたい。
会話によってはひどく退屈になる時がある。
行ったことのある好きな場所にもう一度行くよりも、好きにならないかもしれないけれど知らない場所の方へ行ってみたい。
スキーやロッククライミング・サーフィンのようなスリルのあるスポーツをやってみたい。
長い間家にいるとイライラする。
何もせずにじっと待っているのは嫌い。
同じ映画を二度見ることはめったにない。
あまりやったことのないことをするのが楽しい。
もしなにかめずらしいことを目にしたら、わざわざ寄り道をしてでも確かめに行く。
毎日同じ人たちと一緒にいると飽きてしまう。
君のやることは予測がつかないと友人たちに言われる。
知らない場所を探検するのが好き。
日課はもたないようにしている。
強い体験を与えてくれるアートに惹きつけられる。
気分を高揚させてくれる物質が好き。
思いもつかないようなことをする友だちのほうが好きだ。
新しい知らない場所へ行ってみたい。
もし旅行に行くお金があったら外国へ行きたい。
探検家になってみたい。
誰かが性的なジョークを飛ばしたり、性的なことを口にして、みんなが気まずそうに笑うような時でも、自分はそれを楽しいと感じる。

いかがでしたか?女性の場合は11個以上、男性の場合は13個以上当てはまれば、刺激追求型と言えるそうです。



まとめ

HSPは内向型か外向型か、刺激を追求するかどうかで4つに分類することができます。

内向型 外向型
刺激を追求しない HSP

(内向型HSP)

HSE

(外向型HSP)

刺激を追求する HSS型HSP HSS型HSE

ですが、基本的なHSPの気質は共通であり、4パターンの差は小さいとのことです。

HSPを分類すること自体が大切なのではなく、自分をより深く理解し、よりよく生きていくためのヒントにしたいと思います。

また、HSPの多様さを知ることで、「そういうのはHSPではない」と他のHSPの人を批判するようなことが無くなればいいなと思います。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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