こんにちは。ゆあです。
HSPにとって、仕事の悩みは多いですよね。
本当に「仕事の不安」が無くなるのかな?
今回は、みさきじゅりさんのささいなことに動揺してしまう 敏感すぎる人の「仕事の不安」がなくなる本を読んだので紹介します。
著者について
みさきじゅりさんはHSP専門のカウンセラー&キャリアコンサルタントをされています。
ご自身もナイーブな感受性と好奇心の旺盛さをあわせもつ刺激追求型のHSPです。
1998年にHSPを知られたそうですが、繊細さを隠して生きてこられたため、受け入れるのに10数年かかったそうです。
HSPとして納得いく生き方・働き方を追求した経験をもとに、全国のHSPのキャリアや人間関係の相談にのられています。
↓こちらの本の監修もされています。↓
感想
こちらの本は、第1章から第9章の構成になっています。
第1章・第2章は、HSPの定義や性質の説明になっています。初めてHSPについて知る人でも分かりやすくなっています。
第3~5章は、HSPが生きやすくなるための考え方・物事のとらえ方などが紹介されています。
第6~9章はHSPと仕事についての内容になっています。
↑こちらの記事でもご紹介しましたが、みさきじゅりさんは、HSPにとって大事なこととして「職場の雰囲気や周りの人」と言われています。
こちらの本でも、「HSPといっても、いろんな方がいるので、『HSPには◯◯という職種が合う』という書き込みは素直に受け入れられない」と言われています。
「HSPは職種よりも4つのポイントで仕事を探そう」とのことです。
環境…どんな環境にいると、疲れずに能力を発揮できるのか
適性…仕事への興味や、取り組む姿勢を分析し、適性を明らかにする
人間関係…自分にとって好ましい人間関係のスタイルとは(職場および取引先)
ペース…仕事の流れ、日々のリズム、いつまでに一人前になることを期待されているか
また、キャリアに対して、長期的視点を持ち、人生と仕事の位置づけ、大きな目的への段階的ステップ、成果期のイメージが大切であるとされています。
多くのHSPの方から仕事の相談をされてきた著者だからこその内容だと感じました。
私自身は、「自分は人より仕事を覚えるのに時間がかかる」と思ったことが無かったので、わ「HSPは仕事ができない」と言われることに違和感がありました。
それは、今まで自分の適性やペースに合った仕事に就けていたからかもしれません。
でも、環境や人間関係が合わず、一度転職しています。
この本の中で、実際にあったHSPの方のリアルな相談とアドバイスも紹介されています。
HSPで仕事で悩まれている方、HSPだからか分からないけど仕事が辛い方などは、この本を読まれると新たな発見があるかもしれません。