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読書記録

読書記録「HSPの教科書【HSPかな?と思ったら読む本】」

こんにちは。ゆあです。

今回は上戸えりなさんの「HSPの教科書【HSPかな?と思ったら読む本】」を読んだので、ご紹介したいと思います。

 

著者について

上戸えりなさんはご自身もHSPで、HSP実践・研究家と言われています。とても美人さんです。

沖縄出身で心理学を勉強され、ウェディングプランナーの仕事をされた後、現在結婚されて二人の子供がおられます。

沖縄の方はHSPとは無縁ののんびりした大らかな方が多いイメージでしたが、世界中にHSPの方がおられるのですから、沖縄にHSPの方がおられるのは当然のことですね。

感想

「HSPの教科書【HSPかな?と思ったら読む本】」はとても読みやすく、難しい言葉が少ないので内容も分かりやすかったです。

「HSPとは何か?」ということをアーロン博士の定義を分かりやすく噛み砕いて説明されているので、HSPについて何も知らないという方にもおすすめです。

私は、この本の中で『子育てとの関わり方』について書かれた章が特に興味深かったので、紹介させていただきます。

気配りができるからこそ

子ども連れででかける際にできるだけ周りに迷惑にならないようにと、とても気をつけて行動しているので、帰宅後は疲労が溜まってぐったりしてしまう

とても良く分かります。子供と一緒に買い物に行くと「無駄に商品に触らないように」「ほかの人にぶつかったり、邪魔にならないように」と何度も注意してしまいます。

雨の日には「傘が他の人に当たらないか」「濡れないようにうまくさせているか」等が気になって注意してしまいます。

そして、そういう風に神経質に注意してしまう自分が気になり、疲れるだけでなく、落ち込むことも多いです。

育児に向いているHSP

子どもが何を求めているのか?子供が何を伝えたいのか?それを理解することに長けているので親としての能力は優れており、子供のことを考えた育て方が自然とできる。

確かに子供が「本当はトイレに行きたいのに我慢している」とか「今、寂しい気持ちになっている」等、子供の表情から読み取れることは多いです。

夫(HSPではない)は気づかないことが多いので、「母親だから分かるのかな?」と思っていましたが、私がHSPだから気付けたのでしょうか?

育児だって千差万別

自分の育児に自信が持てないときがあるのは当然なことです。日々これで良いのかどうかを考え感じながら、親としての年数を重ねていくしかない。「自分自身が思うことや感じること、感覚に間違いはない」

他の人と比べて落ち込んだり、自分の中の「母親とはこうあるべき」という理想と自分が違うことに落ち込んだり・・・。

自分だけの時間も少なく、心の休憩も取りにくく、疲れているときは子供にイライラすることも増えます。

親になって「こんな自分が嫌だ」と思うことが増えたような気がします。

それでも「お母さん大好き♡」と言って、笑ってギューってしてくれる子供。

いつまでも同じことを繰り返して落ち込むのではなく、HSPであることを活かし、反省しながら、少しずつ改善し、親としての年数を重ねていきたいなと思います。

まとめ

上戸えりなさんの「HSPの教科書【HSPかな?と思ったら読む本】」はとても分かりやすく書かれていて、HSPについて初めて知る人にもおすすめの本です。

また、結婚し二児の母である著者だからこそ感じている「HSPと恋愛・結婚」「子育てとの関わり方」についても書かれています。

私も同じ立場なので共感するところが沢山ありました。今、子育てに悩まれている方、これから出産される方にも、何か発見があるのではないかと思います。

子育ては落ち込むことも多いですが、幸せだと感じることも多いです。

良い親でありたいと焦ってしまいますが、HSPとうまく付き合い、HSPであることを活かして、少しずつ親として成長していきたいと思います。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

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