こんにちは。ゆあです。
今回はHSPと遺伝について学んでいきたいと思います。
私が「自分はHSPだ」と気づいたとき、私の父も繊細なところがあり、「HSPかもしれないな」と思いました。
今まで父のことを「難しい性格だな」と思っていました。
父にHSPの診断をしてもらったわけではなく、娘の私が客観的に見て判断しているだけですが、おそらくHSPだと思います。(また、父についてはまとめたいと思います)
そこで、HSPは遺伝するものなのか気になったので、調べることにしました。
HSP気質は遺伝する
HSPを提唱されたアーロン博士は、『HSPの気質は大半が遺伝的に決定する』と言われています。
複数の研究結果を引用し、HSPはおそらくセロトニンやドーパミンに影響を与える遺伝子に変異があると言われています。
そして、アーロン博士は、今後さらに研究が進み、HSPの特性に関連する様々な遺伝子や、遺伝子が脳内で引き起こす現象を詳しく理解できるようになろだろうと言われています。
セロトニン
心のバランスを整える作用のある物質で、セロトニンが不足すると精神のバランスが崩れて、ストレスが溜まりやすくなって、暴力的(キレる)になったり、落ち込みやすくなると言われています。
ドーパミン
気分を高めてやる気や意欲を引き出したり、脳を活性化し、集中力をアップさせる作用があります。ドーパミンが不足すると何事にも無関心で無気力、鬱っぽい症状が現れやすくなると言われています。
HSP気質は遺伝だけでは無い?
アーロン博士は、HSPは遺伝だけではなく、生まれ育った環境や経験などもHSPに関係すると言われています。
HSPの気質をもって生まれた人は環境に対して敏感です。
そのため、良い環境で育った場合は良い影響を受けやすくなりますし、悪い環境で育った場合は悪い影響を受けやすくなります。
「良くも悪くも」影響を受けやすいのです。
それは、子供の時だけでなく、大人になってからでも同じとのことです。
HSPは遺伝子だけでなく、環境や経験にも影響を受けることから、研究が難しいようです。
HSPは遺伝する・・・では自分の子供は?
アーロン博士は以下のように言われています。
HSPはあなたの本質的な部分であり、消すことのできない気質である。しかし、この気質とうまく折り合っていくことは可能だし、その本質を強みに変えていくこともできる。実際、現時点で、あなたがこの気質を自分の利点だと考えてくれていれば嬉しい。
私はHSPのために気にしすぎて辛くなることもありますが、よく気付くことができることで人の役に立てたり、褒められたりすることも多いです。
HSPは自分の利点、武器であるとも思っています。
ただ、HSPは遺伝するということから、自分の子供について考えると、「自分の子供はHSPじゃないといいな」と思ってしまいます。
HSPは自分の利点だと思っていても、しんどいことは沢山ありますし、自分の子供に同じ思いをさせたくないのです。
矛盾しているでしょうか?同じように子供を持つHSPの方はどう思われますか?
私の子供は4歳と1歳で、まだHSPかどうか分かりません。
「HSPじゃないといいな」と思っていますが、もしHSPだったら、親として先輩HSPとして、HSPとうまく付き合って生きていけるようにサポートしていきたいと思います。
そのために、HSPへの理解を深められるよう、今後も勉強していきたいです。